トレンス試薬(読み)トレンスシヤク

世界大百科事典(旧版)内のトレンス試薬の言及

【銀鏡反応】より

…十分に清浄にした試験管のようなガラス器にホルマリンやブドウ糖の試験溶液をとり,これにアンモニア性硝酸銀溶液(硝酸銀のうすい水溶液にアンモニア水を加えると酸化銀の灰白色沈殿を生ずるが,さらにアンモニア水を沈殿が消失するまで加えたもの。この溶液をトレンス試薬ともいう)を加えてぬるま湯(約50℃)につけるか,バーナーの弱火で熱すると,容器の内壁に銀鏡を生ずる。銀鏡は銀イオンがゆっくりと還元されて銀微粒子ができる場合にのみつくられ,強い還元剤を用いたり,強熱すると,急激な還元のために黒灰色粉末を生じ,銀鏡はできない。…

※「トレンス試薬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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