トンネル分光学(読み)とんねるぶんこうがく

世界大百科事典(旧版)内のトンネル分光学の言及

【トンネル効果】より

…このとき生ずる流れは超電流と呼ばれ,前者と異なる特性を示す。 トンネル効果を利用して固体中電子の状態を研究する方法はトンネル分光学と呼ばれる。トンネル効果は以上のほかに,多くの原子核反応,化学反応,固体の絶縁破壊,冷金属からの電子放出,誘電体中の価電子移動など多方面の現象に関与していると考えられる。…

※「トンネル分光学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android