世界大百科事典(旧版)内のドイツ発券銀行の言及
【マルク】より
…1979年3月発足)の中心通貨たりうるのは,中央銀行であるドイツ連邦銀行がつねに通貨価値の安定維持に努力しているからである。東ドイツにおいても1948年に中央銀行としてのドイツ発券・振替銀行Deutsche Emissions und Girobank(後にドイツ発券銀行Deutsche Notenbank)が設立され,西ドイツと同じような通貨改革が行われた。 1990年のドイツ統一にともない,西ドイツ・マルクが統一通貨となったが,その際に東西のマルクは1対1で交換され,実勢では東ドイツ・マルクの300~400%の切上げに相当したため,製造業を中心に多くの東側企業が整理に追い込まれた。…
※「ドイツ発券銀行」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」