ドビンワリ(読み)どびんわり

世界大百科事典(旧版)内のドビンワリの言及

【クワエダシャク(桑枝尺)】より

…十分成長した幼虫は7cmくらいに達し,これがクワの幹や枝に腹脚でつかまり,一直線の姿勢で静止していると,クワの枯枝にそっくり似ている。昔,クワ畑で手入作業や葉の収穫をするとき,土瓶に入れたお茶を持ち込み,枝とまちがえて土瓶のつるを掛けると,土瓶が落ちてしまうところから,このシャクトリムシをドビンワリと呼んでいた。年2回の発生で,落葉や木の隙間で幼虫の状態で越冬する。…

※「ドビンワリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android