世界大百科事典(旧版)内のドワイカの言及
【ゴンドワナ大陸】より
…第3番目にくる地層は哺乳類型爬虫類の化石を含み,第4番目の地層は場所によっては砂漠的となり,また広大な玄武岩の噴出が起こったことを示している。インドに続きオーストラリアから,それに続いて南アフリカからもドワイカ(漂礫岩層),エッカ(含炭層),ボーフォート(含哺乳類型爬虫類層),ストームバーグ(含玄武岩層)の四重の地層が発見され,かくも広大な大洋で分離された諸大陸に,かくも相似た四重の地層が分布するのは,いかに解釈すべきかと問題になった。また,南アメリカ東岸とそれに相対する南アフリカ西岸とで,先カンブリア時代の岩石年代や構造がよく一致すること,両者に共通の化石を含む古生代の淡水湖成層が分布すること,古地磁気による古緯度復元がよく一致することなども判明した。…
※「ドワイカ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」