ドンカイン(読み)どんかいん

世界大百科事典(旧版)内のドンカインの言及

【グエン朝】より

…これをバンタン(文紳)起義(1885‐88)と呼ぶ。これはグエン朝が政治的意味をもった最後であり,9代ドンカイン(同慶)帝(在位1885‐89)の時,フランス領インドシナ連邦が成立し(1887),以後,グエン朝はわずかに中部を保つ,連邦内部の一保護国に転落した。しかも実権は連邦総督の派遣するアンナン理事長官に把握され,10代タインタイ(成泰)帝(在位1889‐1907),11代ズイタン(維新)帝(在位1907‐16)はいずれも幼少時に即位して成人に達するとフランス権力によって廃位された。…

※「ドンカイン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android