世界大百科事典(旧版)内のドーチェスター男爵の言及
【カールトン】より
…彼の任期中の1774年に制定された〈ケベック法〉に盛られたフランス系カナダ人への温情主義は,彼の影響によるところが大きかった。一度退任した彼は,82年に北アメリカ大陸におけるイギリス軍総司令官に任じられ,ついで86年,ドーチェスター男爵として再びケベック総督に返り咲いた。この第2期中の91年に制定された〈立憲条例〉により,ケベックはアッパーおよびロワーの二つのカナダ植民地に分割された。…
※「ドーチェスター男爵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」