世界大百科事典(旧版)内のナキガオオマキザルの言及
【オマキザル】より
…オマキザル属は中南米の森林に広く分布し,類人猿にも比すべき高い知能をもったサルたちである。この属には,顔,胸,肩が白く体が黒いノドジロオマキザルC.capucinus,これに似ているが顔の白い部分が少ないナキガオオマキザルC.nigrivittatus,顔の周辺だけが白く体が黄色か褐色のシロガオオマキザルC.albifrons(イラスト),前頭部に黒い毛の房をもち体が褐色のフサオマキザルC.apellaの4種が含まれる。和名のオマキザルは,〈第3の手〉ともいうべき器用で把握力をもち,体を支えたりできる尾に由来する。…
※「ナキガオオマキザル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」