なめすすき

世界大百科事典(旧版)内のなめすすきの言及

【キノコ(菌∥蕈∥茸)】より

…【谷口 幸男】
[日本での食用史]
 日本人は古くからキノコをよく食べたが,最も珍重されたのはマツタケである。マツタケに続いては,《梁塵秘抄》に〈聖の好むもの……松茸(まつたけ),平茸,なめすすき〉と見えるように,〈平茸〉や〈なめすすき〉が喜ばれた。ヒラタケの名は《今昔物語集》などに多く見られ,当時の国司らの“転んでもただでは起きぬ”式の強欲さの典型とされる藤原陳忠(のぶただ)が,転落した深い谷底から事のついでと取ってくるのも,ヒラタケということになっている。…

※「なめすすき」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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