なめもの屋(読み)なめものや

世界大百科事典(旧版)内のなめもの屋の言及

【鉄火みそ(鉄火味噌)】より

…トウガラシの辛さを鉄火場(てつかば)(ばくち場)のスリルにたとえた名かとも思われる。江戸の庶民が愛好したもののようで,《守貞漫稿》は,平日用のみそにゴボウ,ショウガ,トウガラシ,するめなどを加え,ゴマ油でいりつめるとし,〈なめもの屋〉で売っているとつけ加えている。なめものとは,なめみそ,塩辛,ひしおなどの総称であった。…

※「なめもの屋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android