世界大百科事典(旧版)内のナーバーダースの言及
【インド文学】より
…ビシュヌ神にかかわるバクティ文学には,同神の化身としてラーマをあがめる系譜とクリシュナをビシュヌ神の化身とする系譜とがある。ラーマ信仰の作品では,トゥルシーダースの叙事詩《ラーム・チャリット・マーナス》,ナーバーダースの《バクト・マール(熱烈信仰者列伝)》(16世紀末)などが今日なお親しまれている。クリシュナ信仰の主要作品には,ビディヤーパティの《パダーワリー(賛歌集)》,スールダースの《スール・サーガル》,ミーラー・バーイーの《パダーワリー》(16世紀)などがある。…
※「ナーバーダース」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」