ニアス族(読み)にあすぞく

世界大百科事典(旧版)内のニアス族の言及

【スマトラ[島]】より

… 民族は地域により複雑である。西岸沖合ニアス島のニアス族,本島中部のバタク族などはプロト・マレー系であるが,北部のアチェ族,西部高原のミナンカバウ族,南部のランポン族,東海岸のマレー人などはいずれも開化(第2次)マレー系である。このほか海岸各地にインド・アラブ系,中国系住民もおり,南部にはジャワ族の集団移住地もみられる。…

【ニアス[島]】より

…地形は丘陵性で,最高点は中央部で886m。住民はプロト・マレー系のニアス族で,特有の慣習・言語をもつことで知られ,その神話・伝説もきわめて豊かなものがあり,19世紀末以来世界各国の民族学者の研究対象となっている。巨石文化がよく発達しており,家の前,村の広場の周囲などに巨石の彫像が数多く見られる。…

※「ニアス族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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