ニェシャワの特許状(読み)にぇしゃわのとっきょじょう

世界大百科事典(旧版)内のニェシャワの特許状の言及

【ヤギエウォ朝】より

…こうした東方指向は19~20世紀にいわゆるヤギエウォ理念を生み,J.ピウスーツキの外交政策に一定の影響を与えた。ヤギエウォ朝は国内において弱体であったため大小の貴族に次々と譲歩を余儀なくされ(たとえばニェシャワの特許状,1454年),シュラフタ(貴族)民主制と呼ばれる独特の封建制議会民主主義を出現させた。学芸面ではヤギエウォ朝は熱心な保護政策をとり,ルネサンスや宗教改革思想の影響の下にポーランド文化の第1期黄金時代を実現した。…

※「ニェシャワの特許状」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」