世界大百科事典(旧版)内のニューネーデルラント植民地の言及
【ニューヨーク】より
…
【歴史】
1524年,ヨーロッパ人として初めてマンハッタン島を発見したのは,現在ベラザノ・ナローズ橋にその名をとどめるイタリア人航海者G.daベラツァーノであったといわれる。1609年にはオランダに雇われたイギリス人H.ハドソンが現ハドソン川を遡航,オランダは20年代から植民に乗り出し,26年にはマナハッタ(マンハッタンの語源)・インディアンに60ギルダー(約24ドル)相当の品物を渡して島を手に入れ,ニューネーデルラント植民地の主都ニューアムステルダムとした。53年,島の南部にインディアンやイギリス人の侵入を防ぐために城壁(ウォール)が築かれた。…
※「ニューネーデルラント植民地」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」