世界大百科事典(旧版)内のヌッチョ,E.の言及
【児童文学】より
…プロイスラーO.Preussler,クリュスJ.Krüssがさまざまの形式に挑み,エンデM.EndeやツィムニクR.Zimnikは現代の寓話を書き,ヘルトリングP.Härtlingが実験的な作品を書いている。
[イタリア]
イタリアはE.デ・アミーチスの《クオーレ》(1886)とコロディC.Collodiの《ピノキオ》(1880)によって新風をおくったが,ヌッチョE.Nuccioのするどい童話と,ロダーリG.Rodariの《チポリノの冒険》(1951)もめだっている。イタリアの民話を集大成して児童文学に接近したI.カルビーノの《マルコバルドさんの四季》(1963)も見逃せない。…
※「ヌッチョ,E.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」