ヌデベレ族(読み)ぬでべれぞく

世界大百科事典(旧版)内のヌデベレ族の言及

【アフリカ】より

…アフリカは面積3030万km2,人口7億2036万(1996),面積ではアジアに次ぐ世界第2の大陸である。赤道をはさんで同心円状に,熱帯雨林,サバンナ,砂漠,地中海気候帯と多様な自然をもっている。サハラ砂漠をはさんで,北は西アジア・地中海世界とひとつづきのハム・セム系の文化をもつ白人(コーカソイド)が支配的な白人アフリカ,南は,ピグミーやコイサン(サン,コイ・コイン)の非黒人先住民と,おそらく北西部から移住拡散した黒人(ニグロイド)の世界,すなわち黒人アフリカである。…

【ジンバブウェ】より

…年による変動が南西へいくほど大きくなるが,平均は東部山地の1200mm以上を最多に,ハイ・ベルトの北東部で800~900mm,南西部で500~600mm,最少のリンポポ低地で300~400mmである。【戸谷 洋】
[住民,社会]
 バントゥー系のショナ族Shonaが70%の多数を占め,そのほかヌデベレ(ンデベレ)族Ndebeleが16%を占める。白人の人口は減少したが,なお約1%を占め,アジア人も少数だが居住している。…

【部族美術】より

…部族美術はこれまで〈未開美術(プリミティブ・アート)〉とも呼ばれてきたが,〈未開〉という語に事実の裏づけがなく,定義があいまいであるため,最近ではこの名称が用いられる。しかし部族美術は一つの現象をさすわけではなく,互いに異なる多種多様な様式と性格を有している。本項ではアフリカ,オセアニア,北アメリカの部族美術について述べる。
[アフリカ]
 中部アフリカのナイジェリアでは前500‐後200年にノク文化が興り,単純かつ明快なテラコッタ製の人物像がつくられた。…

※「ヌデベレ族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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