世界大百科事典(旧版)内のネアカデミアの言及
【マヌティウス】より
…ムスロスやラスカリスなどビザンティン帝国からの亡命学者の協力の下に,主として自ら校訂編集も手がけ,生涯に96点27冊に上るギリシア古典作品と入門書を出版して,その普及に貢献した。かたわら1500年ころからは同じ趣旨の下に,全員ギリシア名を名のり会話もすべてギリシア語を用いるという規則をもつ団体〈ネアカデミア〉を組織して,ムスロスやラスカリスのほかに随時外国の学者も会員に加え,活発に活動した。1508年にはイタリア訪問中のエラスムスも一時その会員となったことがある。…
※「ネアカデミア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」