世界大百科事典(旧版)内のねどこの言及
【床】より
…畳や衾(ふすま)を敷いたものらしい。寝場所も同じ形式であったところから,寝所の意味にも使われ,〈ねどこ〉〈とこを敷く〉など,一般的な用法として広く使われている。また人の座を下で支える部分という意味から,田の床,畳床などのように,下地にあって表装を支えるものも床と呼ばれることが多い。…
【寝間】より
…江戸時代の民家で,家長の夫婦や幼児の就寝に使われた部屋の呼称。〈なんど〉〈おく〉〈へや〉などとも呼ばれ,特殊な呼称に〈ちょうだ〉〈ねどこ〉〈ねじき〉などがある。部屋の形状は,江戸時代前半までは三方を壁で閉ざし,入口の敷居を20cmほど高くし,半分を壁にして板戸を1枚引き込み,外から施錠できるようになっているものもある。…
※「ねどこ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」