世界大百科事典(旧版)内のネーミア史学の言及
【ネーミア】より
…第1次大戦後,実業界やジャーナリズムで一時活躍した後,歴史研究に没頭し,その成果を《ジョージ3世即位時の政治構造》(1929)および《アメリカ革命期のイングランド》(1930)として刊行。個々の議員の伝記的研究を主眼とする精密な議会史の記述によって,二大政党制と責任内閣制の成立を18世紀イギリスに認めようとする既成の歴史学に根底的な再検討をせまり,〈ネーミア史学〉と呼ばれる独自の学風を開いた。1931‐53年マンチェスター大学近代史教授。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」