世界大百科事典(旧版)内のノイマン関数の言及
【ベッセル関数】より
…νを任意の複素数とするとき,2階の線形常微分方程式,をベッセルの微分方程式という。νが整数(0,±1,±2,……)でないときは,は0<|x|<∞で収束し,(1)の解となる(Γ(ν)はΓ関数)。これを第1種ベッセル関数または円柱関数という。ここでJν(x)とJ-ν(x)とは一次独立である。νが0または正の整数nのときも(2)は(1)の解であり,(2)の右辺の級数は|x|<∞で収束する。この場合,(2)のνを-νでおきかえてから形式的にν→nとして,と定義するが,Jn(x)=(-1)nJ-n(x)なる関係があるから,Jn(x)とJ-n(x)とは一次独立でない。…
※「ノイマン関数」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」