ノクル(読み)のくる

世界大百科事典(旧版)内のノクルの言及

【チンギス・ハーン】より

… 父と同様部族長をめざした彼は,これに満足せず,力の増強に努めた。そのため忠誠をもって彼に仕える有能なノクル(従者)を多く集めて自己の手足とし(彼ほどノクルに忠義を求めた指導者はほかにいなかった),かつオン・ハンの力を利用した。そして1200,01年には,モンゴル部内の最大の対抗勢力であるタイチウト氏とジャムハに大きな打撃を与え,ついに実質的なモンゴル部長となった。…

【モンゴル帝国】より

…それらは依然オボクを称することもあったが,国家の意味ももつウルスulusと称されることがあった。カブルの子孫であるテムジンは,このようなウルスに囲まれて育つ一方,同族の近縁者のあてにならないことを体験したため,オボクや近縁者にあまり頼ることなく,友情や忠誠心から彼に仕え,ノクルnökürとよばれた人々を最も信頼し,その量と質の充実に努めた。ノクルは出身オボクを率いる形で仕えることもあったが,単身で仕える場合も多かった。…

※「ノクル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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