世界大百科事典(旧版)内ののこぎり屋根の言及
【採光】より
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[頂側光]
頂光と同じく上方からの採光を行うが,採光効果や雨仕舞の必要から高所に設けた鉛直な頂側窓を利用する方法を頂側光という。頂側光は頂光と同じような得失をもち,工場建築に採用されるのこぎり屋根はその代表的な例である。また,照明光の方向性についてきびしい要求がなされる美術館,博物館建築にもこの方式に関するくふうが多く見られる。…
【屋根】より
…建築空間とその上空の空間とを仕切る目的で作られる建物の部分。通常,雨,直射日光,騒音,視線など建物の外部からの影響を遮ることが屋根の重要な機能であるが,内部の熱を外へ出さないという機能を要求される場合もある。また,屋根によって空間を守るとともに,外壁面などの建物の他の部分をも守る役割を果たすこともある。このような物理的な機能とともに,外観的にも,屋根の印象は建物全体の印象に連なり,その形態はデザイン上きわめて重要となる。…
※「のこぎり屋根」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」