ノルダウ,M.(読み)のるだう

世界大百科事典(旧版)内のノルダウ,M.の言及

【世紀末】より

…小市民的な道徳律が押し隠してきたエロスと性愛の問題を伝えるものであって,世紀末がとりわけ性意識の点で,ヨーロッパの歴史にかつてなかった変化と転換とにさらされていたことを示している。 社会的には女性解放のうねり,犯罪や自殺者の増加,神秘思想やオカルト思想の流行のなかで,ノルダウMax Nordau(1849‐1923)の《退化》(1892‐93)など,旧来の進化思想と反対のペシミスティックな文明論があらわれた。これはのちにシュペングラーの《西洋の没落》に集約されていったものであるが,このような時代思潮のなかでは,世紀末は古いものの終り,つまりは崩壊のプロセスといえよう。…

※「ノルダウ,M.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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