世界大百科事典(旧版)内のノン・ルフールマンの原則の言及
【難民】より
…一般に,政治的圧迫,戦災,自然災害などで生活の根拠を失い,故国や定住地を逃れ出た者をいう。難民は多くの場合,本国の保護を受けることができず,あるいは,それを望まないために,外国に生活の根拠を求めるので,亡命者に類似している。難民と亡命者を同じ意味で使用することもあるが,通常,政治的信条が比較的稀薄な人々を難民,政治的理由で庇護を求める人々を亡命者と呼ぶことが多い。難民が政治的問題として扱われるようになったのはおもに第1次世界大戦以後のことである。…
※「ノン・ルフールマンの原則」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」