…17世紀のフランスでは,宮廷生活において貴族たちの家柄と地位がとくに重視され,金箔を施した彫刻やゴブラン織で飾られた豪華で重厚ないすが社会的権威の象徴として,その性格をいっそう強めることになった。イギリスではジャコビアン様式のパネルバック・チェアや正装した貴族たちの容姿を引き立てる〈かつらいす〉とよばれる豪華なハイバック・チェアなどが人気を博した。18世紀になると,ルイ15世のベルサイユの宮廷をはじめ,パリ市内では上流貴族を中心にした優雅な社交生活を楽しむサロンが頻繁に開催された。…
※「ハイバックチェア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...