ハジュラル(読み)はじゅらる

世界大百科事典(旧版)内のハジュラルの言及

【塀】より

【浜島 正士】
[西洋]
 自己の所有地を塀や垣で取り囲み,敵や盗賊の侵入を予防したり,家畜の逃亡を防いだりすることは古くから行われていた。最古の集落遺跡のひとつ,トルコ南西部のハジュラルHacılar(前5400ころ)は厚さ1.5~3mの日乾煉瓦造の壁で囲まれ,古代エジプト第18王朝のアマルナ郊外の上流邸宅(前1350ころ)の敷地は高さ3m以上もある塀で囲まれていた。しかし古代には都市そのものが市壁で守られ,人家は稠密(ちゆうみつ)に建てられていたので,市内の建物に塀をめぐらすことはまれであった。…

※「ハジュラル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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