世界大百科事典(旧版)内のハネイギスの言及
【イギス】より
…高さは10~30cmになり,体は紅紫色,糸状,円柱状で叉(さ)状,3叉状または4叉状に分枝する。似た種類にハネイギスC.japonicum Okamura,アミクサC.boydenii Gepp,エゴノリCampylaephora hypnaeoides J.Ag.などがあるが,ハネイギスは小枝を羽状に出すこと,アミクサは体の節部の周囲から小枝や細毛のような枝を多数出すこと,エゴノリは枝の先端が釣針のように曲がることで,それぞれ区別される。日本,朝鮮半島,千島列島,サハリンの沿岸に分布し,〈いぎすこんにゃく〉を作って食用とするほか,寒天原料の混合藻としても使われる。…
※「ハネイギス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」