はばたき振戦(読み)はばたきしんせん

世界大百科事典内のはばたき振戦の言及

【肝不全】より

…しかし肝細胞障害と門脈血流障害が生じると,その解毒が行われなくなり,脳神経障害が生じる。軽症では,四肢の震え,とくに肝不全に特有な手をはばたくような運動(はばたき振戦flapping tremor)がみられる。脳症が高度になると,意欲低下,嗜眠,性格変化,場所・時間感覚の消失,運動機能の障害が生じ,ついには意識の低下・消失を起こす。…

【振戦】より

…振顫,震顫とも書く。震えの一種で,ほぼ一定の周波数をもった身体一部の不随意的かつ無目的な振動をいう。精神的緊張や筋肉疲労時に生ずる細かい手指の振戦は生理的振戦と呼ばれ,病的なものではない。病的な振戦には安静時振戦と動作時振戦がある。前者はパーキンソン症候群でよく認められ,通常5Hz前後の粗大な振戦で,手指に生じることが多く,丸薬まるめ運動などと形容される。後者はさらに体位振戦と運動時振戦に分けられる。…

※「はばたき振戦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報