世界大百科事典(旧版)内のハボックの言及
【駆逐艦】より
…これはやや大きめの水雷艇に速射砲や機関砲を積んだだけのものであったため,しだいに廃れ,代わって90年代の初めには,水雷艇を大型化し速力,砲力も優れ航洋性が増大した水雷艇駆逐艦が出現した。93年イギリス海軍は,小型砲4門と水上および艦首水線部に総計3基の魚雷発射管を装備した〈ハボック〉(長さ約55m,幅5.6m,排水量240トン,速力27ノット)を建造し,新たに駆逐艦という艦種に分類した。 水雷艇に比べ高性能な駆逐艦は,水雷艇に代わる艦艇攻撃用の艦として,20世紀初頭以降各国海軍によって積極的に採用されるようになった。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」