世界大百科事典(旧版)内のはめあい方式の言及
【機械製図】より
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[ころがり軸受製図]
ころがり軸受はほとんどの場合専門メーカーの製品を購入して使用するため,図面にはその取付け関係部分,すなわち外径,内径,幅,すみの丸みなどの寸法は正確に書く必要があるが,ころがり軸受の内部構造および取付けに関係ない部分は図4のような略画法または記号を用いて表し,その種類および主要寸法は,定められた呼び番号を用いて示しておけばよい。
[はめあい方式]
図面に,ある部分の寸法が,例えば50mmと指定されていたとしても,これを50.000……mmのようにきわめて正確に加工することは困難であり,またふつうそのような必要もないから,一般に寸法にはある程度の製作誤差を許し,その許された誤差範囲内に仕上がっておれば合格であるとする方法がとられている。この場合にでき上がった品物を検査するには,限界ゲージが用いられる。…
※「はめあい方式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」