ハランベー(読み)はらんべー

世界大百科事典(旧版)内のハランベーの言及

【ケニア】より

…ほかに北部の半砂漠地帯にはパラ・ナイル語系のトゥルカナ族(28万),や,クシ語系のソマリ系住民(42万),レンディーレ族,ボラナ族,ガブラ族,ガラ族などのラクダ,羊,ヤギなどを飼養する牧畜民が分布する。 キクユとルオの対立にみるような部族対立の解消のため,初代のケニヤッタ大統領は〈ハランベー(力を合わせて働こう)〉のスローガンを掲げて国民としての統合を求めた。有力部族のキクユ族から出たケニヤッタが亡くなったあと,後継にはキクユ,ルオ,カンバなどの有力部族を避け少数部族のトゥゲン(カレンジンに含まれる)出身のモイ大統領が選出された。…

※「ハランベー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android