ハル王子(読み)はるおうじ

世界大百科事典(旧版)内のハル王子の言及

【フォールスタッフ】より

…それでいて彼にはのびやかな人間らしさとたくましい生命力の魅力があり,彼の存在そのものが儀式ずくめの宮廷や空疎な名誉の支配する戦争に対する風刺となっている。ただし《ヘンリー4世》第2部では彼の機知に苦みが加わり,その悪徳にも人間味が薄くなって,結局彼は昔の遊び仲間であったハル王子(のちのヘンリー5世)の戴冠とともに,ハル自身によって追放される。《ウィンザーの陽気な女房たち》はエリザベス女王の強い求めに応じて書かれたとされるフォールスタッフの後日譚で,ここでの彼には往時の精彩はなく,活発な新興市民階級の女たちに揶揄(やゆ)され,さんざんなめに遭わされてみじめに敗退する旧社会の好色老人としてのみ性格づけられている。…

※「ハル王子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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