世界大百科事典(旧版)内のハント,R.M.の言及
【アメリカ美術】より
…独立期前後はイギリスのジョージアン様式を模倣した,いわゆるコロニアル・スタイルが生まれたが,19世紀初め渡米したランファンPierre Charles L’Enfant(1754‐1825),B.H.ラトローブなどによって国際様式がもたらされる。南北戦争前後にはハントRichard Morris Hunt(1828‐95)に代表されるギリシア様式とゴシック様式,ルネサンス様式の折衷が見られた。この傾向を批判的に乗り越えようとしたのが20世紀初頭のL.H.サリバン,F.L.ライトたちの〈シカゴ派〉で,工業技術の進歩を背景に鉄骨構造の商業的高層ビルを発達させ,スカイスクレーパー(摩天楼)の端緒をひらいた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」