世界大百科事典(旧版)内のバイヨン様式の言及
【ジャヤバルマン[7世]】より
…都城アンコール・トムの中心寺院バイヨンには,4面の観世音菩薩の大慈顔が塔堂に付けられ,王を神格化した特別な仏像〈ブッダ・ラージャ(仏即王)〉が中央祠堂に祀られていたという。タ・プローム,プリヤ・カンなど,ほかにも多くの寺院を建立し,美術史上バイヨン様式といわれる。また国内に102ヵ所の施療院を建て,道路網を整備し,121ヵ所に宿駅を設けた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」