世界大百科事典(旧版)内のバスク山地の言及
【カンタブリア[山脈]】より
…全長約480km。新生代のアルプス造山運動により形成された褶曲山脈で,サンタンデルの南東ベサヤ川低地を境に東西に分かれ,東部のバスク山地は東西約200km,幅約100km,起伏はゆるやかで,南でメセタ,エブロ低地に移行し,第三紀の花コウ岩および砂岩で厚くおおわれる。西部のカンタブリア山脈は,東西280km,幅50~100kmで,そのほぼ中央に連なるピコス・デ・エウロパ山塊(最高峰2648m)に代表されるように高峻で,氷河地形,ドリーネなどのカルスト地形がみられる。…
※「バスク山地」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」