世界大百科事典(旧版)内のバスト高地の言及
【レソト】より
…高峻(こうしゆん)な山地が多く,〈アフリカのスイス〉と呼ばれる。
[自然]
南部アフリカの内陸高原盆地の縁となるドラケンスバーグ山脈のなかで最も高峻で,〈南部アフリカの屋根〉と呼ばれるバスト高地が国土の大半を占める。これはカルー系最上部の玄武岩床で保護され,深い峡谷に刻まれた台地で,北東部には最高のタバナ・ヌトレニャナ山(3482m)をはじめ幾つもの3000m級の平頂峰をならべ,オレンジ川本流の水源域となっている。…
※「バスト高地」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」