世界大百科事典(旧版)内のバタフライ屋根の言及
【屋根】より
…鋸屋根は,片流れを繰り返して組み合わせたもので,屋根と屋根の間の垂直壁の部分に開口部を設けることにより,大規模な建物の換気や採光を図ることができるため,工場などで用いられる。二つの片流れ屋根の水下(みずしも)を二つ合わせて,間に谷どいを設けたバタフライ屋根,片流れ屋根の水上に招き庇を設けたものなどの変形がよく使われる。また,切妻屋根の二つの屋根面の水こう配を変えて,急傾斜の屋根面と緩こう配の屋根面を直角に交わるようにした矩折(かねおり)屋根も,最近の住宅建築で見られる屋根形式である。…
※「バタフライ屋根」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」