世界大百科事典(旧版)内のバティンの言及
【ジャクン族】より
…採取するものは外部世界の市場の需要によって決まるが,現在は華僑仲買人の要求に応じてトウ(籐)を切り出し,その見返りとして日用雑貨,米などの食糧を得ている。各集落ではバティンと呼ばれる統率者が1人選ばれて,村人間の紛争の決裁,農耕の日取り決定,外部社会に対する交渉などの役割を果たしている。同時にバティンは呪術師(ボモーまたはパワン)であることも多い。…
※「バティン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」