世界大百科事典(旧版)内のバライエンの言及
【ドイツ騎士修道会】より
…騎士修道会士の出自をみると南フランケンが25%,ラインフランケンとヘッセンが13%,南シュワーベンとバイエルンが12%,チューリンゲンとマイセンが13%で,残りは他の各地から集まっていた。 騎士修道会はドイツ本国その他にも寄進によって広大な所領をもち,それらはバライエン(いくつかの地域行政管区コムトゥライを包括する行政単位)として,(1)ベーメン・メーレン(ボヘミア・モラビア),(2)オーストリア,(3)ボーツェン(ボルツァーノ),(4)コブレンツ,(5)エルザス・ブルグント,(6)ドイツマイスター支配下のバライエンその他に分かれていた。その他にもシチリア,アルメニア,キプロス,シリアなどにも所領があった。…
※「バライエン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」