世界大百科事典(旧版)内のバルバットの言及
【リュート】より
…漢代から中国に知られたピパ(琵琶),そして日本の琵琶は,疑いなく,その直系の子孫であると考えられる。一方,中近東に生まれたリュートの祖型は,やがてペルシアにおいてとくに盛んになり,バルバットbarbatと呼ばれる楽器へと発達した。古代の末期から中世初期,ササン朝時代に好んで用いられたこの楽器はやがてアラブに伝わり,そこではウードと呼ばれた。…
※「バルバット」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」