世界大百科事典(旧版)内のバレンヌ事件の言及
【マリー・アントアネット】より
…フランス国王ルイ16世の王妃。オーストリアの女帝マリア・テレジアの娘としてウィーンに生まれ,1770年にフランスの王太子(1774年に即位してルイ16世となる)と結婚した。美貌と才知に恵まれた彼女は,善良だが才気に乏しい夫王にあきたらず,いくつものスキャンダルをおこして国民の信頼を失った。フランス革命が始まると,態度を決めかねていた夫王を促して革命に反対するようにしむけ,宮廷における反革命の陰謀の中心になった。…
※「バレンヌ事件」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」