世界大百科事典(旧版)内のバンカー貯炭の言及
【貯炭】より
…その目的は,供給や出荷に対する量的安定性の確保,2以上の炭種の配合,不均質な石炭の均一化などである。貯炭には,野天または大屋根をかけた土場,あるいはそれに準ずる場所を利用する方法(ヤード貯炭)と,大きな容器を用いる方法(バンカー貯炭)とがあり,前者はふつう数万t以上の大量貯炭に,後者はそれ以下の量の石炭に対する短時間の貯炭に使われていた。しかし最近ではコールセンター(大量の石炭をコンビナートなどに配送するための貯炭施設)などで,より大容量の石炭バンカーも使われるようになっている。…
※「バンカー貯炭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」