バンバラ王国(読み)ばんばらおうこく

世界大百科事典(旧版)内のバンバラ王国の言及

【バンバラ族】より

…バンバラという名称は不信心者という意味で,イスラムへの改宗を拒んだ人々の意である。マリ帝国が交易に経済的基盤を置き,トンブクトゥなどの都市を核とし,イスラム文化を基調としたのに対し,これらのバンバラ王国は異教的で,農業生産に基礎を置いていた。マンデ諸族は,トウジンビエ,モロコシ,フォニオなどの雑穀,ササゲ,バンバラ・ナット,オクラ,ヒョウタン,ゴマ,ワタなどの作物を栽培し,アブラヤシやシーアバターノキ(脂肪を実からとる)などを利用するなど,多彩な農業文化の担い手であった。…

※「バンバラ王国」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android