世界大百科事典(旧版)内のバンベルク刑事裁判令の言及
【カロリーナ刑事法典】より
…219条から成る。バンベルク刑事裁判令Bambergische Halsgerichtsordnungとその起草者であるシュワルツェンベルクJohann Schwarzenberg(1463‐1528)の影響が大である。中世後期には,各領邦において平和の要請が高まるとともに,ローマ・カノン刑事法の影響があって,刑罰は賠償金主義から死刑をはじめとする実刑主義へ,刑事訴訟法は被害者による訴追主義から官憲による糺問主義へと転換するが,いまだ法的安定性に欠けていた。…
※「バンベルク刑事裁判令」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」