知恵蔵mini 「パネル検査」の解説 パネル検査 一度に複数の疾患関連遺伝子を解析できる技術を用いた、がん治療の分野における検査方法。2010年頃から、がんは遺伝子の変異によって発症する病気であり、発症臓器が同じでも遺伝子の変異は人によって異なることが分かってきた。また、がんの原因となる遺伝子の中にはがん細胞の生存に関わる特定の遺伝子が存在することも分かってきたことから、治療法の決め手として遺伝子の異常に注目する同検査方法の導入が進められてきた。厚生労働省は19年に保険適用を目指す方針を示している。 (2018-11-1) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報