世界大百科事典(旧版)内のパパ・ドックの言及
【ハイチ】より
… F.デュバリエの登場は,よかれあしかれその混迷期に終止符を打ち,新しい政治体制を実現した点で,ハイチ政治史上に一時期を画したといえる。しかし〈パパ・ドック(F.デュバリエ)〉時代の14年間はもちろん,その後の15年間の〈ベビー・ドック(J.C.デュバリエ)〉時代にも,ハイチでは独裁制が維持されて国民は貧困に苦しみ,世界でも最高の非識字人口(1995年,15歳以上で60%)を抱える国になったのである。【神代 修】。…
※「パパ・ドック」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」