世界大百科事典(旧版)内のパラボラ鏡の言及
【電波望遠鏡】より
… 50年代の電波干渉計の活躍と水素原子の21cm波の発見などの刺激をうけて,60年代には巨大な電波望遠鏡が世界各国で続々と建設された。57年に完成したマンチェスター大学ジョドレルバンク観測所の76mパラボラ鏡はその先駆である。60年代はいわば巨大パラボラ鏡の時代で,オーストラリア電波物理学研究所の64m鏡(パークス)やアメリカ国立電波天文台の43m鏡(グリーンバンク)など,今日も活躍している優れた装置により,電波天文学を光学天文学と並ぶ宇宙観測の基本的分野として確立した。…
※「パラボラ鏡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」