世界大百科事典(旧版)内のパリッシュ・アルバーズ,E.の言及
【ハープ】より
…ハープが18世紀のオーケストラに初めて取り入れられたのは,神話や伝説に基づくオペラであり,その最初期の例にはグルックの《オルフェオとエウリディーチェ》(1762)があげられる。近代のハープ音楽の主要な技法とレパートリーを樹立したのは,イギリスのハープ奏者パリッシュ・アルバーズElias Parish Alvars(1808‐49)である。彼はダブル・アクションのハープ上でさまざまな新しい技法を開拓し,80曲以上のハープ独奏曲,2曲のハープ協奏曲などを残した。…
※「パリッシュ・アルバーズ,E.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」