パンクシュ(読み)ぱんくしゅ

世界大百科事典(旧版)内のパンクシュの言及

【ヒッタイト】より

…ヒッタイト王の権限は,古王国と新王国の間にはかなりの差異が認められる。古王国においては,パンクシュと呼ばれる貴族の集会にかなり大きな権限が与えられていた。王は後継者を指名するにあたってパンクシュの承認を得なければならず,古王国の末期のテリピヌにいたって,ようやく王の世襲制が成文化されたが,パンクシュの権限は依然強力なものであった。…

※「パンクシュ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android