世界大百科事典(旧版)内のパーカー,K.の言及
【日本語】より
…また,かつて松本信広は《日本語とオーストロアジアチック語》(1928)において,日本語と東南アジア諸語との対応を示す113例ほどを集めたが,そのオーストロアジア諸語(アウストロアジア諸語)そのものに系統的統一が認められていない。 K.パーカーは《日本語複合動詞辞典》(1939)の中でチベット・ビルマ語派との関係を論じているが,そこではチベット・ビルマ系の多様な言語からつごうのいい単語だけがぬき出されている(例えば〈歯〉paはライ語のpaと,〈目〉はミキル語のmekと対比されている)。また西田竜雄も《日本語の系統を求めて――日本語とチベット・ビルマ語》(1976)で,チベット語やビルマ語の単語を分解して日本語の単語との比較対照を試みている。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」